債務整理の悪質業者
自己破産の申立件数はリーマンショック以降に増加していました。その後は景気と雇用情勢の回復に伴って減少傾向でしたが、近年は奨学金などの返済負担に苦しむ若者らを中心として、再び増加傾向でした。
また、新型コロナウィルスの影響による経済不況から、新たに多重債務者問題に直面する方も、今後は大きく増えていくことが予想されています。 |
このような借金問題の解決方法としては、まずはきちんとした弁護士や司法書士に相談し、任意整理や個人再生、自己破産といった手段を選び、生活の再建を目指すというのが現実的です。 しかし、中にはこのような状況を悪用して、「すぐに借金問題を解決する」「格安で債務整理を請け負う」という謳い文句で、多重債務者を狙った悪質商法が今でも存在し続けています。そして、残念なことに、こういった悪質商法に騙されている人も、また後を経ちません。 ここでは、こうした手口に引っかからないために、いくつか代表的な債務整理を巡る悪質商法の手口をご紹介します。 |